1989年2月28日、熊本県生まれ。東京2020パラリンピック競技大会メダリスト。
3歳から水泳を始めたが、高校2年時に進行性の難病「網膜色素変性症」が発覚、競技を離れた。大学では障がいを抱えながらも演劇やダンスに挑戦、卒業後はシステムエンジニアとして就労する。2013年、パラリンピック東京招致を受けてパラ競泳選手に転向、記録を伸ばし続けて世界のトップクラスに仲間入り。2019年パラ競泳世界選手権で好成績を残し、東京2020パラリンピック競技大会では初出場ながら3つのメダルを獲得した。
また競技と並行して日本体育大学大学院の博士課程でコーチングの研究にも取り組んでいる。多様性の価値や社会的障壁解消の必要性について、講演や各種メディアでの発信を積極的に行うなど、パラアスリートの活動を通してより良い社会の構築を目指している。EY Japan所属。